複雑化するエアコン内部

2017/04/08
 

季節ものの仕事として 定着しつつある

エアコンのクリーニング。

 

これから 除湿や冷房をする前に

内部を徹底的にキレイにしておきたいという

ご要望です。

 

特に 乳幼児のいるお宅では

フィルターの掃除はしても

拭き出し口の カビなどを見てしまうと

とても心配されます。

 

今回は 設置から約9年と4年くらいの

エアコンが対象です。

 

 

 

こちらの施主さん宅は 事情があって

一般的な電気屋さんから購入されており

普段 コスミック・ガーデンでは特にお勧めしていない

「お掃除ロボット機能」が装備されたエアコンとなっていました。

 

 

最近は この機能が普及してきており

入居者さんのチェックが無い分

カバー廻りの見えない所に大量の埃が

堆積していることが多々見受けられるうえ

クリーニングがやりづらい、作動部が多く

しかも繊細(華奢とも言う)なので

業者としては リスクの多い作業となります。

 

彼ら クリーニング業者さんたちも

新しい機能や新型が登場すると

研修などに参加して 対応できるよう勉強しているそうです。

 

 

日々 様々 新旧エアコンを触っている彼らの感想としては

 

 

〇お掃除ロボット機能は要注意。 壊れやすく複雑。

 

〇パナソニック製は非常に作業しずらい。

 

〇ダイキン・日立・三菱製は 比較的 作業しやすく

カバーを外すのも容易。

 

〇富士通のエアコンは 今のところ触るのが嫌になるほど。(新型機の場合)

 

〇家電業界の競争が激しく、エアコン自体の価格が下がり、クリーニングの

費用(取り外し掃除=ガスも抜く本格的なやり方の場合)と新品取付の費用との

「差」が中途半端で 施主さんの悩みどころとなる。

 

・・・・という感じです。

 

多機能になれば 可動部も増え 複雑になり

価格もアップします。

効率だけをシンプルにアップさせて 耐久年数を上げた製品を

個人的には望んでいます。

 

 

クリーニングをすれば 吹き出し口からの風邪が

驚くほど清々しくなります。

 

予約が混雑する前に 早めに抑えておくことをお勧めしておきます。

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