通信機器まとめ箱

2015/09/05
住宅会社に居ると、住まいに関する

様々なサービスを紹介して頂いたり

調べたりする機会があります。

 

先日の中国電力さんの情報もそうでしたが

今回はNTT西日本さんからのご紹介です。

 

何やら壁につける大きなボックスですが・・・

 

中を開けると、ナント三重底になっています。

その1↓。

光回線を受けるHGW(ホームゲートウェイ)という機器と、

HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)の通信親機などを

置くスペースがあります。

 

その2。

写真ではちょっと分かりにくいのですが、LANケーブルが

ささった8ポートのHUBが2台入っています。

 

その3。

最後はTVのブースターと分配器が入っています。

ご覧のように、壁の中にめり込んでいますので、

当社の場合、断熱する外周ではなく内部の壁に

つけることになるのではと思います。

 

現在、当社ではTVのブースターや分配器は1階、

ネットワーク関係の機器は主に2階のクローゼットなどに

引込をしていますが、このようなボックスで一つにまとめ

ましょう、というご提案です。

 

というのも、今まで光回線で有料のTVが見られるものは

ありましたが、今では民放・BS・CSも光回線を通して

見ることができるからだそうです。(まだ一部地域のみ)

 

つまり、屋根の上のアンテナ無しで、アンテナの代わりに

光回線のHGW(その1の写真の機器)からブースターに

同軸ケーブルが刺さり、民放チャンネルなどが配信され、

ブースター・分配器から各TVまではLANケーブルでは

なくこれまで通り同軸ケーブルという構成をとるそうです。

 

その時は全ての機器が集中している方が配線の取り回しが

良いと言うことで、この設備をまとめるBOXをオリジナルで

製造・販売しているとのこと。商品名は「NGateHW」。

某ハウスメーカーさんは標準採用だとか。

 

アンテナ無しで光回線から民放・BS・CS等が見れるメリットは、

画質だそうです。今後、4Kの上の8Kの放送も始まるという中、

アンテナ受信より画質がよいということで、高画質の大型TVが

お好きな方に先行してニーズがあるとのことです。

 

まだ、サービス提供エリアが限られており、岡山・広島は南の

一部の地域のみです。⇒ 岡山の提供エリア 広島の提供エリア

 

アンテナをつけないので家の外観もスッキリするということ

ですが、光回線が切れると当然放送は受信できません。

あと、光回線の契約にプラスして月額660円必要です。

詳しくはNTTさんのページをご覧ください。⇒ こちら

良く見ると、NTT西日本とスカパーが共同で提供する

サービスで、両社に申込が必要のようです。

 

上記のBOXと光回線のテレビのサービスは独立なので

BOXだけ使いたい、サービスだけ検討したいという

ご相談も可能ですので、ご興味がありましたらお問合せ

下さいませ。

 

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