隔離室の室温
数回前のブログで隔離室の作り方と、
その時の室内CO²濃が1,000PPMを超えないことを実測で確認しました。
今回はこの隔離室の室温の変化を実測してみました。
隔離室は完成したとしても、
その部屋の室温が寒く感じるほど低下しては
居心地の良い隔離室とはなりません。
暖房用としてその部屋に電気ストーブ等を持ち込めば室温は維持できますが
今回は隔離室に熱源(ストーブ等)は持ち込まず
5日間に渡って室温を計測してみました。
もちろん隔離室なので、他の部屋からの暖房用暖気は
隔離室に導入(送風)していません。
2月3日の18時から2月8日の18時まで
その部屋で生活してみました。
その間の温度データは最低で20.2℃、最高で23.8℃でした。
まったく暖房をせずに隔離室の室温は
20.2℃から23.8℃を維持したということです。
ではなぜ温度が維持できたのでしょう。
それは隔離室以外の部屋、廊下の熱が1階の天井及び壁を通して
隔離室に伝導し、隔離室の床、壁を暖め、
その熱が隔離室の空気を暖めたためです。
住宅が高気密・高断熱性能化できているために可能となる事象です。
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